先日、私たちのハワイ学のお勉強会を開催しました。そこでポリネシア文化の第一人者でいらっしゃる、ビショップ博物館のケネス・パイク・エモリー人類学名誉研究員、またタヒチではナイトの称号をも持たれる篠遠喜彦先生をお招きし、講義をやっていただきました。55年以上、ポリネシア文化についての研究をされている先生のお話は貴重で、またとない素晴らしい機会に恵まれたと思っています。
 
先生は理学博士、また考古学者でいらっしゃるので、まずは釣り針の発掘のお話などから始まりました。
 
 
 
 
 
先生はアメリカ、サンフランシスコに行く途中でちょっと立ち寄ったハワイで、エモリー先生に拉致されたとか(笑)。そのままハワイ島のサウスポイントに連れて行かれ、そのままハワイにいることになったそうです。そのおかげでポリネシア人の文化についての名誉研究員となられたわけで。。。このような釣り針の形から、その土地に住んでいる人の文化が割り出す事ができるそうです。すごいですね。。。。
 
 
ポリネシアの人たちがハワイにたどり着いた経緯、篠遠説が存在します。ここでは紹介できませんが、先生の一言一言に貴重な内容のお話があり、本当に興味深く、聞かせていただきました。皆様も機会があれば、先生の本を読んだり、講義に参加されたらと思います。
 
 
先生の裏話がまた面白く。。。。本当に素敵なSir Sinotoです。いつまでもお元気で、私たちにポリネシア学を伝えて下さい!今回は本当にありがとうございました。また次回よろしくお願いいたします!
 タヒチでは先生のお名前の歌があり、CDも発売されています。曲を聞かせていただきましたが、本当に「Sinoto〜」とずっと歌われていました。そして先生の名前の花も存在します。さすが先生!!!
 
先生の本は「楽園考古学」「秘境マルケサス諸島」(どちらも平凡社)などがあります。
 
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それともう一つご報告です。6月の1週目の週末近くは東京レッスン、2週目は神戸レッスンを開催予定です!詳しいスケジュールは近々発表させていただきますので、お楽しみに!
 
 
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