日本は9月になりましたね！

2009-08-31

日本は今日から9月。関東エリアの方々、台風は大丈夫でしたか？被害がないことを祈っています。。

さて、私はあさってからニューヨークへ千羽鶴のフレンドシップキルトを寄贈＆プチバケーションでワイキキのショップを閉めさせていただきます。ネットショップはそのまま通常通り営業いたしますが、☆印が付いている、ハワイからの発送品に関しましては、9月2日から10日までお休みさせていただきます。また、メールでのお問い合わせもこの間、すぐにはお返事できないこともございますので、ご了承下さい。

まずはおとといのビショップ博物館のお勉強会の様子をご紹介いたしますね。。「Aha Ho’opono」というハワイについての、正しいお勉強をしようと集まっていらっしゃる雄志の方々に混ざり、お勉強会に参加させていただきました。今回は先日再オープンしたばかりの、ビショップ博物館のハワイアンホールについてのお話を浅沼さんから教えていただく、貴重な時間となりました。皆さんがお休みの土曜日に行われているので、私はショップやレッスンがあり、今まで失礼していたのですが、今回からは私がお勉強しないと皆さんにも正しいハワイ文化をお伝えできないと思い、ショップをお休みしても参加することに決めさせていただきました。レッスン中や随所随所でご紹介していきますので、お楽しみに！

この「Aha Ho’opono」はまずこんな感じで始まりました。浅沼さんのお話は興味深く、ハワイ語のレッスンから始まりました。。懐かしい面々もいて。。

ハワイアンホールは約3年の改修期間を経て、再オープンしました。この建物は1899年に最初に建てられたものです。そして内装はすべてコアの木を使用しています。この改修はかなりのお金をかけてされたものなので、内装はすべて当時に戻したそうです。コアの木も磨かれ、ぴかぴか感がありました。当時窓は開いていたそうですが、やはり光の問題や、空調の問題などで今は閉められています。1階は「Kai Akea」といいハワイの創世記から、ハワイの4大神様。海の底からのお話などがテーマになっています。戦闘の神様「Ku」の大きな木製の像が建っています。これはビショップ博物館のピコ（おへそ＝中心部）にあたるそうです。この木製の像はとても貴重なもので、世界に3体しかないそうです。。1体はボストンの博物館に、あと1体は大英博物館にあるそうですが、展示はされていないので、世の中ではこのビショップ博物館の1体しかお目にかかることができないそうです。

そして2階は「Wao Kanaka」といい、ハワイの人々の領域や人々がテーマになっています。3階は「WaoLani」といい、天国＝王様がテーマになっていて、ハワイ王朝にまつわる展示がされています。な、なんと私が3月に直接目で見たリリウオカラニ女王のフラッグキルトが展示されていました。。感動です。。きちんとガラスケースに入っていました。赤い生地の部分は網のような薄い見えない生地がかかっていますが、こうやって展示されているのが、本当に貴重です。この展示はしばらくあるそうですから、皆さんも是非このキルトを見てくださいね！

そして今1階のハワイアンホールの横では「MAMO AWARD」の受賞者の作品が飾ってあります。GUSSIE BENTOさんが2009年MAMOの受賞者の一人で、大きな素敵なキルトが展示されていました。。

下地がホワイト、アップリケがターコイズの目を見張るような素晴らしいカヒリとクラウン（王冠）のキルトでした。カヒリは王家の象徴、太刀持ちのようなもので、鳥の羽からできていました。このキルトの名前は「NA KALAUNU A ME NA KAHILI OF KAMEHAMEHA IV」（カメハメハ四世のクラウンとカヒリ）というキルトです。コットン１００％、ポリエステル１００％のキルト芯の入ったキルトということで展示されています。これもある期間中は飾られていると言うことなので、是非見られてくださいね！